「今日、駅で見た可愛い女の子。」ボンボンドロップシール開発担当者インタビュー

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    令和の今、空前の大ブームを起こしている「ボンボンドロップシール」。ちゅるりと立体的でキャンディのようなシールは小学生女児だけではなく、かつて平成女児だったお姉さん世代にも大人気。年代問わず心をくすぐる「ボンボンドロップシール」の制作秘話を、開発担当社員さんにインタビューしてきました!

    取材・文/白鳥冴子・亀山正太郎

    ちゅるっと立体的! シールの革命「ボンボンドロップシール」

    白鳥(以下白)はじめまして、本日のインタビューを担当させていただきます白鳥冴子と申します。

    亀山(以下亀)アシスタントの亀山です。

    ボンボンドロップシール開発担当(以下担)株式会社クーリア、ボンボンドロップシール開発担当です。よろしくお願いします~。

  • 株式会社クーリア ボンボンドロップシール開発担当者

    株式会社クーリア ボンボンドロップシール開発担当者

    亀山正太郎

    亀山正太郎

    白鳥冴子

    白鳥冴子

  • 「ボンボンドロップシール」とは…

    株式会社クーリアが販売する、ぷっくりつやつやキャンディのような見た目が特徴のシール。2024年に発売し、現在では累計出荷数3,400万枚、売り切れが続出しの令和のシールブームの立役者となっている。さまざまなキャラクターや企業とコラボしており、日本ならではの和柄のデザインなど、200種類以上のシリーズを販売中。

    ボンボンドロップシール画像1

    ©Q-LiA

  • 「ボンボンドロップシール」ができるまで

    さっそくですが…「ボンボンドロップシール」大人気ですよね。私の姪っ子も持っています。従来のシールとは異なり、まるでデコパーツのような立体感が可愛いなと。

    そうなんです、今まで弊社が培ってきたシール作りのノウハウを活かして、まさにデコパーツのようなシールが作れないかというのが開発のきっかけでした。

    ぷっくりしていてキラキラなものは、いくつになってもときめきます。学生時代、ペンケースなどをデコっていた思い出もよみがえります。

    商品化する際に特にこだわった点はどのあたりでしょうか?

    「ボンボンドロップシール」の特徴のひとつはシールの底面と天面、2層に分けた印刷があることです。またシールに施された細かい凸凹・高さ・立体感・透明感をより魅力的に見せるため「ブリスターパッケージ」という外装を採用しています。

    ブリスターパッケージ…。

    こういうものです!

    「今日、駅で見た可愛い女の子。」81話より

    「今日、駅で見た可愛い女の子。」81話より

    &あ~~~~~フィギュアのパッケージみたいなやつですね!

    たしか透明なプラスチックを立体的に成型して、台紙で封をしているんでしたっけ。

    はい、その通りです!

    「ボンボンドロップシール」はたくさんの種類が出ておりますが、一番人気のタイプはどれでしょうか?

    オーロラやマットといった仕様も出しておりますが、やはり定番のノーマルタイプのものが人気があるように感じます。

    2024年から販売され、現在では「ボンボンドロップシール」を知らない人はいない規模の大ブームとなっていますが、ブームに至る一番のきっかけは何だとお考えでしょうか?

    平成女児ブームが到来したのが大きなきっかけだと思います。また昔と比べ、消費者のSNSによる拡散力が強まっていることも大きな後押しになっていたかなと。

    SNSでの拡散で何か印象に残っているものはありますか?

    隙間なく貼っていただいたスマホケースへのデコですね、みなさん本当にお上手で。

    COMICポラリス編集部でデコったスマホケース

    COMICポラリス編集部でデコったスマホケース

    平成に大流行したシール帳&シール交換。自分のお気に入りをコレクションしてシール帳に貼り、友達と遊ぶ時は「このシールはぷにぷにしているから、普通のシール2枚と交換!」なんて、子どもながらに交渉術を身に着けていたあの頃の思い出がよみがえります。そして令和の今では「好き」をコレクションするだけでなく、SNSやファッションで好きを表現する「推し活」が大流行。「平成のシール集め」×「令和の推し活」という世代を超えたKawaii文化のマリアージュが「ボンボンドロップシール」ブームのきっかけのようですね!

  • 「かわいい」を追求するスペシャリストたち

    株式会社クーリアは「しずくちゃん」や「ハムちゃんカレー」など、平成の時代から「かわいいもの好き」に刺さるキャラクターや文房具が開発・販売されていた印象があります。新商品を考える際は何名くらいのチームで、どのような体制・フローで制作されているのでしょうか。

    「今日、駅で見た可愛い女の子。」48話より

    「今日、駅で見た可愛い女の子。」48話より

    アイテムごとにチームが分かれています。特徴は開発部には部長を含め、リーダーなどの役職がなく、フラットな組織になっているところだと思います。先輩後輩の関係性はあるものの、幅広い世代が意見を言い合いやすい環境になっていると思いますし、世代の幅がそのままチームの経験値に結び付き、みんなで意見を出し合うことでカワイイ商品が生まれていると思います。

    先輩後輩みんなで意見を出し合うからこそ、培った経験と新たな視点の融合が生まれるのですね。

    私たち出版社の編集部もチームプレイなところがあるので…大変勉強になります。

    ここまで大きなブームとなると、ブームの前後で会社内で何か変化はありましたか?

    先ほどの話にもあるように、基本はアイテムごとにチームが分かれているのですが、今はデザイナー全員がチームを超えてボンボンドロップシールになんらかの形で携わっています。今はもう会社全体として取り組んでいます。

    ブームの中で一番うれしかったことはなんでしょうか?

    街中でスマホケース等に貼ってらっしゃる方も見かけたりして、使っていただけている姿を実際に見かける機会が増えたことがうれしかったです。

    自分が作った商品を実際に使用してくれている方をリアルで目撃する機会は意外と少ないですよね。

    私も自分が携わった雑誌を、書店で手に取ってくださっている方を見たときは感極まりました…。

    ちなみにご担当者様はシール帳を持っていますか?

    はい、チーム内で持っている人と持っていない人、どちらもいます!クーリアへの入社のきっかけに「シール」が含まれている社員も多いと思います。

    本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。最後に「ボンボンドロップシール」に続き、今後の展望や目標、おすすめしたい商品などがあれば教えてください。

    ボンボンドロップシールを開発した時と同じく、これからも子供たちに喜んでもらえる可愛いものを開発していきたいです。最近は「質感」を楽しんでくださる消費者も多く、ボンボンの硬いところが良いと言ってくださる方もいます。「スペシャル、もっちもちシール」というシールにスクイーズが付いているものも人気があるそうで、そういった質感にこだわった商品も考えていきたいです。

    あの…ボンボンドロップシールへの感謝の気持ちを伝えるような、ファンレター的なものはどちらにお送りすればよいでしょうか…?

    (と、突然どうしたの?)

    いつもお仕事をさせていただく作家さんたちが、やはり読者の生の声をお聞きできることをとても喜んでいて…何かお伝えできるすべはあるのかなと…(恥)

    (なっなるほど!)

    ボンボンドロップシールの公式サイトやSNSからメッセージをいただけると嬉しいです!

    ボンボンドロップシール画像2

    ©Q-LiA

    シール自体の可愛さはもちろん、パッケージなど細部にまでこだわりを持って生み出された「ボンボンドロップシール」。先輩後輩の垣根なく、世代を超えた意見を取り入れ融合することで、令和の時代に新たなシールブームを巻き起こしています。

    そんな「ボンボンドロップシール」は現在POPUP STOREも開催中!Kawaiiを更新し続ける株式会社クーリアの商品に、ぜひ今後も注目してくださいね♪